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マイホームを購入する決め手をピックアップ!

2019年06月08日

これから先、マイホームを購入することを検討している方にとっては、一生に一度の買い物ということもあって絶対に失敗は避けたいところでしょう。賃貸物件ですら一度入居すれば、入居後に問題が発覚しても短期間に転居することは事実上困難といえます。ましてや持ち家となれば巨額のお金が動くので、よほどの例外的事情でもないかぎり、転居して新たな物件を購入してリスタートするというわけには行きません。つまりマイホームの購入は、失敗が許されないミッションと表現することができます。それではマイホームを購入するときに、留意するべき事項にはどのようなものが想定されるのでしょうか。

まずマイホームを購入するにあたっては、家族構成と立地条件を配慮することが必要です。家族構成ではこれから子供が生まれる予定なのか、すでにある程度成長しているのかなどです。結婚後間もない時点では将来的に子供が増えた場合も想定して、子供部屋を確保することが求められます。夫婦それぞれのプライベートも確保するなら、さらに部屋数を確保する必要性が高くなります。

そして通勤や通学のための利便性も決め手の一つになるでしょう。都市部などへの通勤を前提とするならば私鉄などの公共機関へのアクセスは利便性に直結することになります。立地条件には周辺の商業施設や体調を崩したときの病院やクリニックなどの医療施設や、子供の通学のための学校や塾などの教育機関などの配置も含まれます。マイホームでの快適な日常生活を送るには、これらの立地条件も決め手の一つになります。

そしてマイホームを購入するときには、頭金の多寡はあるものの住宅ローンを利用するのが一般的です。住宅ローンの年齢設定としては少なくとも定年前には完了することが求められます。あまり年齢を重ねると返済時の年齢がネックになりローンを組めない場合があります。反対に結婚後早期に住宅ローンを組むことが出来れば、定年より前に返済を完了することも可能です。

しかし結婚後早期の段階では頭金のためにまわせる現金が少ないので、借入金の金額が大きくなり返済するべき利子の金額も増えることになり、生活の余裕がなくなる可能性もあります。住宅ローンを組んでマイホームの購入に踏み切るために適切なタイミングを見計らうのは、なかなか難しい一面があります。しかし定年後も返済を続けるようなローン内容は老後破産のリスクが高くなるので、慎重に組むべきです。